女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)28日放送第49話の平均視聴率が20・4%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、漫画が上達せず秋風(豊川悦司)に叱られ落胆している鈴愛(永野芽郁)に、喫茶店でアルバイト始めた正人(中村倫也)がパフェをプレゼントした。鈴愛をさらに喜ばせようと花火をパフェの上に立てようと思い買いに走って行く。しかし、買ってきたのは普通の花火で専用の花火ではなかった。すると鈴愛は一緒に花火をやる約束をした。寮に戻り片思いソングを聞く鈴愛を見て、アシスタントの小宮裕子(清野菜名)に恋をしていることを見透かされる。一方、律は、大学で剛体の動力学の授業を受け勉強していた。放課後に大学の構内を歩いていると、ピアノの旋律が聞こえ、その音に惹かれるように教室をのぞくとロボットが演奏していた。そしてロボットを作った宇佐川教授(塚本晋也)と談義を交わした、という内容だった。