シルヴィ・バルタン来日公演に、スペシャルゲストとして出演することが決定した歌手八代亜紀(67)が30日、大阪市内で本人と夕食を共にし、大ヒット曲「舟唄」の直筆サインをプレゼントした。

 八代は、共演が決定した今年3月、「私の憧れであったシルヴィ・バルタンさんとご一緒できることを、本当にうれしく思っております」と話しており、「ハスキーな声にコンプレックスを感じていた10代の私に、勇気と希望を与えてくれたアーティストでもあります」とシルヴィの影響を受けていることも語っていた。また、「彼女のフレンチポップというひとつの枠にとらわれないジャンルレスな活動は、まさに今の私にとって目標としているアーティストスタイル。一緒に過ごす夢のようなひとときを、とても楽しみにしております」と今回共演することへも期待を寄せた。

 今回の共演は、シルヴィ最後の来日公演ということもあり、八代が感謝の意を伝えようと、後日シルヴィの肖像画を描くことを提案。本人も喜んで了承した。

 今なお輝き続ける2人が特別に共演する時間も設けられる、シルヴィ・バルタン最後の来日公演は、31日NHK大阪ホールよりスタートする。

 海外交流コンサート“TANDEM”シルヴィ・バルタン フォーエヴァー・シルヴィ ライヴ・イン・ジャパン2018スペシャルゲスト・八代亜紀。5月31日(木)NHK大阪ホール、6月1日(金)Bunkamuraオーチャードホール。問い合わせ。キョードー東京0570・550・799(平日午前11時~午後6時。土日祝は午前10時~午後6時)