芸能事務所のアミューズが4日、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検(のちに不起訴)された所属俳優の小出恵介(33)との契約が、同日付で終了したことを発表した。これを受けて、小出が同事務所を通じ、コメントを発表した。コメントは以下の通り(原文まま)。

 

 この度、私小出恵介の社会人としての自覚を欠いた行動により、相手方、ご家族の方、多数の関係各位の皆様、そして事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます。

 また、これまで応援して下さった皆様に深い失望感を与えてしまいました事、そして皆様の信頼を傷つけてしまいました事を重ねてお詫び申し上げます。

 この度の一件の元、たくさんのご意見に触れ、時を経、改めて自分の行動によって多く方々に多大なご迷惑をおかけしてしまった事を真摯(しんし)に感じ、受けとめ、しばしの間、自分はどのような形で責任を取るべきなのか考えて参りました。

 今回の出来事は、ひとえに私の社会人としての自覚の低さ、芸能という仕事をさせていただいている事への認識の甘さが招いた結果であり、また、アミューズという大きな芸能プロダクションに所属させていただき、その組織に守られながら何不自由なくこれまで活動させていただいたことが、次第に当たり前のように感じられ、いつしか、支えてくださった周囲の方々に対する謙虚な姿勢、そして応援してくださる方々に対する感謝の気持ちを大切にすることができずに心に甘えが生じてしまった結果であります。

 自分の行動を真摯に受けとめ、所属事務所と話し合い、この度、所属事務所を離れ、個人として活動させていただくことで合意に至りました。所属事務所の皆様には、この騒動の経緯を見守り、相手方への謝罪等ご尽力くださったこと、そしてデビュー以来、私のアーティストとしてのキャリアを作り上げてくださったことに改めて感謝致します。

 これからは新たな環境に身を置くことになりますが、初心に戻り、自らを律しながら色々な経験を積んで視野を広げ、少しずつ歩んで行ければと思っております。そしてまたいつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております。

 この度ご迷惑をおかけいたしました方々に対する謝罪と、親愛なるファンの皆様、支えていただいた関係者の皆様への感謝の意を込めて、上記のとおりご報告させていただきます。

 

 2018年6月4日

 小出恵介

 代理人弁護士 池田尚弘