女優観月ありさ(41)が2日、都内で、一緒に主演する田辺誠一(49)とNHKBSプレミアムドラマ「捜査会議はリビングで!」(15日スタート、日曜午後10時)の会見に出席した。柔道の達人の女性刑事と売れないミステリー作家の夫婦が一緒に事件を解決するホームコメディー。

 観月にとっては27年連続31作目の主演連続ドラマ。観月は「とてもありがたく思っています。27年目をこういう形で無事に迎えられ、いつまで主演でやっていけるかは分かりませんが、この記録を続けられるうちは続けていきたいなと思います。この先、28年、29年、30年とやっていきたいと思っています」と語った。

 また、サッカーワールドアップ(W杯)にも言及。「日本戦も含め、海外の試合も見ています。勝つと思っていたチームが負けたり、すごく番狂わせの多い大会。楽しく見ています。サッカーのある日は、うちの現場はまいて終わるんです。サッカーのある日は必ず、早く終わるんです。スタッフはみんなおうちのリビングでサッカーを見て、日本チームが勝つと、みんなすごく機嫌良く撮影も順調に進む感じです。なので日本代表には頑張っていただきたい」と語った。

 一方、劇中では柔道などのアクションシーンがふんだんに登場する。観月は「2話で(柔道場の師範役の)高橋英樹さんと柔道で組み合っています。2人とも柔道をやったことがないので、練習をしながら『私たちはできるんだ。柔道がうまいんだ』と思い込んでやろうねと、柔道のシーンをやっています」と明かした。

 一方の田辺は、作家でありながら家事もこなす主夫を演じている。観月が動なら静の役。田辺はプライベートでも自宅で「なるべく目立たず、ひっそりとやっています」と笑顔を見せた。