エイベックス主催の音楽イベント「a-nation」の東京公演2日目が26日、味の素スタジアムで行われた。

待ちわびたファンの「あゆコール」が飛ぶ中、15回目のトリを務める浜崎あゆみ(39)は黒のミニドレスにハットを被って登場。天蓋(てんがい)付きのベッドを模したセットの上で、「W」を妖艶に熱唱した。ピンクのレオタードを着た47人の女性ダンサーと圧巻のパフォーマンスを披露すると、「行くぜ東京ー!!」と声を張り上げた。続く「eternal」では、1人の男性ダンサーと曲の世界観を情感たっぷりに表現し、聴衆を魅了した。

毎年恒例のトロッコに乗り、水色のワンピースで登場すると、大きく手を振って観客の声援に応えた。宇多田ヒカルのカバー曲「Movin’ on without you」などを歌唱しながらスタジアムを1周し、会場を盛り上げた。

ライブ終盤、「BLUE BIRD」で左右に揺れる青のペンライトに感激の表情を見せると、最後の曲「July 1st」では額に汗を輝かせながら、ステージを左から右に全力疾走。花火が打ち上がる中、「ありがとうございましたー!!」をファンに感謝を伝え、ステージを降りた。

同イベントは長崎、大阪、東京(三重は台風接近により中止)の3カ所で5日間開催され、18万8千人を動員した。