シンガー・ソングライターの森川愛が29日、都内で新曲「タイム・マシーン」の発売記念パーティーを開催した。

00年に「堅山愛」の名でメジャーデビューした森川にとって、芸能活動の再起をかけた18年ぶりのシングルだ。「輝いている時代に会いにいく」ことをテーマとした楽曲で、プロ野球元日本ハムの広瀬哲朗氏も絶賛。この日のパーティーには広瀬氏らゲストが多数駆けつけ、エールを送った。

長いブランクを経て復帰した森川が熱のこもったステージを披露した。「活動を休止してから、本来の自分を失ったまま16年を過ごしていたと思います。しかし、2016年から2年間かけて、やっとここまで戻ってきました。一度落ち込んだとしても諦めなければ道は開ける、必ずその先に明るい未来を描けると信じることが大切だと学びました」。

新曲についても存分にPRした。「落ち込んでいる方、迷っている方、悩んでいる方、苦しんでいる方、それでも前を向かなければいけない、そんな背中を押して欲しい方に聴いて欲しいです。また、野球選手をはじめ、さまざまなスポーツや競技を始める前にテンションを上げるのにぴったりなので、アスリートの方々にも聴いていただきたいです。あと、昔懐かしい時代を思い出したい方へ」。

制作中の短編映画「凹凸(おうとつ)」では、森川自身が原作、脚本、主演を担当。テーマは「発達障害に光を当てる」で、挿入歌になっている新曲は「障害に負けない」という内容も含んだ応援ソングとなっている。