阪神タイガースの次期監督要請を矢野燿大2軍監督(49)が受諾した15日、地元関西の阪神ファン芸人が所属事務所を通じてコメントを寄せた。

和田豊TA(球団本部付テクニカルアドバイザー)と親交がある落語家、桂文枝(75)は「待望の矢野監督の誕生、おめでとうございます。キャッチャーは名監督になると言われております。優しい顔にアグレッシブな野球は、2軍で証明済みです。矢野さんなら5年辛抱いたします。必死で応援します」と、早くも矢野新監督への思いがたかぶっている様子だ。

「体に黄色い血が流れている」と自らのタイガース愛を表現してきた落語家の月亭八方(70)は「♪矢野がでたでた~ツキが来た、矢野ヨイヨイ」と上機嫌。短いコメントを歌にこめて歓迎の念を伝えた。

岩田稔投手らと親交が深いことでも知られるココリコの遠藤章造(47)は「矢野新監督。タイガースで、育てながら結果を出すのは大変だと思います。育成に時間がかかるなら待ちます」と、猛虎復活を気長に待つと約束。「いつか、タイガース史上まだない連覇、連続日本一になれるような本当に強いチームを作り上げて下さい。期待してます!」とコメントした。

また、新監督と名字が同じお笑いコンビ「矢野・兵動」の矢野勝也(48)は「このたびは監督就任、『おめでとうございます』ではなく『ありがとうございます!』と言わせて頂きたいです。阪神タイガースをよろしくお願い致します」と自分のことのように大喜び。駆け出しの頃、電車で「矢野や…矢野さんや!」と顔を指さされ、喜んだが実は偶然、自分の後ろに矢野新監督が乗っていて勘違いだったと思い出を明かし、「『矢野』と言う名前と阪神タイガースの発展を託させて頂きます」とエールを送っていた。