18代目中村勘三郎さんをしのぶイベントが30日、東京・隅田公園の平成中村座発祥の地記念碑前で行われた。

11月1日からの平成中村座七回忌公演を控え、勘三郎さんと縁の深かった浅草の人たちによる神輿、お囃子でしのんだ。

平成中村座は2000年に始まり、3年前に同地に発祥の地記念碑が建立された。中村勘九郎は「父が帰ってきたような気がします。この発祥の地記念碑も、父へのありがとうの気持ちを感じます。子供としても誇りに思うし、感謝しかありません」。七之助も「父への変わらない愛情だと思います。僕たちも平成中村座とともに成長できました」。勘九郎の息子の勘太郎、長三郎も出演する。勘九郎は「浅草からパワーをもらって、恩返しのつもりでつめたい」と話した。