秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントが22日、東京・有楽町オルタナティブシアターで、第2回本公演「ピエロになりたい」(来月2日まで)の初日を迎えた。

出演する全25人が5種類の本格的なジャグリングに挑戦するため、約2カ月間稽古に臨んだという。

主演の湯川玲菜(17)は「期間ギリギリまでできなくて、涙を流しながら粘って練習して、諦めないでよかったと思えるような内容になったので、見てほしいです」とアピールした。劇中では、秋元氏が書き下ろした新曲「ピエロになりたい」「感情よ」を初披露。ダブルキャストで主演を務める仲美海(17)は「私たちがピエロのメークをして新曲を歌うところが見どころです」と話した。

公演前の会見では、リーダー岡田帆乃佳(22)の指名で、劇団員たちがジャグリングを披露した。湯川と仲が3つのボールを投げる「カスケード」を20回成功させると、蕪祐典(23)奈波慎剛(24)が3つの箱を操る「シガーボックス」に挑戦。うえきやサトシ(28)があごの上に棒を乗せる皿回しをして見せ、長谷川晴奈(21)尾崎尉二(24)が棒でパイロンなどを浮かせる「デビルスティック」を披露。立野沙紀(24)と田代明(23)がコマを回転、移動させる「ディアボロ」でコマのパス交換で沸かせた。久道成光(25)は「カスケード」の難易度の高い技にも挑戦して見せた。