作家乙武洋匡氏(42)が、今季で引退するSC相模原の元日本代表GK川口能活(43)に「ブラインドサッカーの日本代表を目指していただきたい」とパラスポーツへの参加を呼び掛けた。

乙武氏は2日、同日行われた鹿児島ユナイテッドFC戦後の引退セレモニーで、川口とともに日本代表GKの座を争い一時代を築いてきた名古屋GK楢崎正剛がサプライズ登場して盟友をねぎらったことに「時代を築いた2人のGKによるエールの交換に胸が熱くなりました」と感動。「同い年の楢崎選手には、まだまだ頑張ってほしい!!」とつづった。

さらに「そして引退を表明された川口能活さんには、ぜひブラインドサッカーの日本代表を目指していただきたいな」とラブコール。「GKは晴眼者(目が見える人)が務めることになっていて、GKによるコーチングがとても重要。まさに川口選手にうってつけの役割だと思うんですよね。ブラインドサッカーの魅力を伝えていく意味でも」と説明した。