創立105周年を迎えた宝塚歌劇団の雪組公演「ファントム」(2月10日まで)の初日前囲み取材が2日、東京宝塚劇場で行われた。

ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」をもとにしたミュージカルで、宝塚では04年に初演以来、再演を重ね、今回が4度目の上演だ。ファントム役の望海風斗は「『ファントム』を喜んでいただけるようにブラッシュ・アップしてきた。1回1回を大切に務めたい」。モーリー・イェストンの名曲が散りばめられた作品で、望海は「モーリーさんが1曲1曲に愛を込めた曲ばかり。結末は悲しいけれど、とても温かい気持ちになれる作品です」と話した。クリスティーヌ役は真彩希帆。