韓国女優シム・ウンギョン(24)と松坂桃李(30)のダブル主演映画「新聞記者」(藤井道人監督)の公開日が、6月28日に決まった。

14日には特報映像がユーチューブで公開され、チラシ画像も発表された。

この映画は、東京新聞の望月衣塑子(いそこ)記者の著書「新聞記者」が原案。政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者と、理想に燃えて公務員の道を選んだ若手エリート官僚との対峙(たいじ)や葛藤を描いた。

新聞記者役のウンギョンは「私にとって本作品は、芝居だけではなく、日本語のセリフという乗り越えないといけない課題がありましたが、松坂さんの柔軟なお芝居に頼らせていただきながら、頑張ることができました」とコメントした。

エリート官僚を演じた松坂は、ウンギョンについて「目力がすごい方です! パッションみたいなものが目から伝わってくるので、そこはすごく刺激を受けました。ものすごくストイックで、監督と毎回ディスカッションしながら、お芝居を組み立てているので、『すごい、僕とは全然違う』と感じました」と振り返った。