「だーりお」が「ダークりお」に-。女優でモデルの内田理央(27)が日本テレビ系連続ドラマ「向かいのバズる家族」(4月4日スタート、木曜午後11時59分)で、二面性を持つキャラで主演することが5日、分かった。

SNSで一気に拡散することを意味する「バズる」をテーマに、家族の崩壊と再生を描くドラマ。内田演じる篝(かがり)あかりは、真面目なカフェの店長でありながら、家族に秘密で夜な夜なコインロッカーに通って怒りをぶちまけるという屈折した心も抱える。あかりの家族もSNSにのめり込んで亀裂が入り、内田が見せるダークサイドの部分が見どころになりそうだ。

内田のインスタグラムのフォロワー数は65万人で、漫画も大好き。SNS世代に影響力がある。そんな彼女の女優としての転機は、17年の連ドラ「恋がヘタでも生きてます」で演じた小悪魔キャラという。「自分から(男性に)行動を起こすタイプでなかったので、役柄的に勇気がいりました。漫画『キングダム』を読んで勇気をもらいました!」と振り返る。

その後は「海月姫」「おっさんずラブ」と注目のドラマで好演を続けており、今作にも期待がかかる。ファッション誌「MORE」などのモデルと並行しながら、女優業に力を入れていく予定。内田は今作について「携帯をピコピコしながら見て、バズらせてください」とアピールした。

◆内田理央(うちだ・りお)1991年(平3)9月27日、東京生まれ。10年「日テレジェニック2010」に選出。映画初主演は16年「血まみれスケバンチェーンソー」、ドラマ初主演は17年「将棋めし」(フジテレビ系)。身長166センチ。