昨年、テイラー・スウィフト(29)の自宅に侵入し、逮捕され、1カ月前に釈放されたストーカーの男が7日、再びスウィフト宅に侵入し、逮捕された。

ニューヨーク・ポスト紙によると、ロジャー・アルバラド容疑者(22)は午前2時ごろ、ニューヨークのトライベッカ地区にあるスウィフト宅に侵入し、ストーキング、強盗などの容疑で起訴された。

容疑者は家の屋根によじ登り、バルコニーの窓ガラスを割って侵入したが、自動警報装置が作動。警備チームらの通報により、警官らが現場に駆けつけた。スウィフトは当時、留守だったという。

容疑者は昨年4月にも、スウィフト宅に侵入。シャワーを浴びた上、スウィフトのベッドで眠った末に逮捕された。昨年12月、半年間の禁錮刑を言い渡されたが、先月、釈放され、5年間の保護観察処分を受ける予定になっていたという。

スウィフトは隣のビルにもユニットを所有しており、現在、2つの家をつなぐための工事を行っている最中という。家の購入費用は総額5000万ドル(約55億円)以上ともいわれている。(ニューヨーク=鹿目直子)