タレント浜村淳(84)がパーソナリティーを務めるMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~金曜午前8時)の番組開始45周年記念公演「“しじゅうご”縁がありますように…平成最後の大パーティー!」が16日、大阪・梅田芸術劇場で行われた。

74年からスタートした関西朝の名物長寿番組。この日は、加藤ヒロユキや西川きよし、八代亜紀らがお祝いに駆けつけた。

同じく登場した男性歌謡グループ「純烈」は客席から登場して、大歓声を浴びた。

リーダー酒井一圭(43)は「浜村さんの番組に何度もお世話になって。去年、初めて紅白に出れたのは浜村さんのおかげです」と感謝した。

小田井涼平(48)は、浜村の番組への出演を振り返り「最初に出た時は6人だったんですよ。2回目は5人だったんですよ。今日は4人ですよ」。今年1月に友井雄亮が不祥事でグループ脱退したネタで笑いを誘った。浜村は「次は3人になって…」と冗談で会場を沸かせ「会うたびに人数が減ってるという、不思議なグループです」と、浜村節で紹介した。

代表曲「プロポーズ」など3曲を披露し、酒井は「メンバーが今年、1人減っちゃうような大騒動もありましたけど、応援していただいた方のおかげで紅白初出場できました。このまま1回ポッキリというのもあれなんで、今年の年末も大きな夢を持って頑張ります」と力強く話した。曲に聞き入った浜村は「これ以上、人数が減ることないようにお祈りしたいと思います」とエールを送った。

西田敏行や中井貴一、ももいろクローバーZら著名人からもお祝いのビデオメッセージが届き、迎えたエンディング。約2時間半、ステージに立ち続けた84歳浜村は「この番組が長く続くのは、ひとえにリスナーの皆さんのおかげです。深い感謝を込めまして、ぜひ50周年を迎えられますように」。全ての人に「ありがとう」と感謝を伝え「また明日から番組が続きます。次は50周年記念です」と意気込んだ。

この公演の模様は4月27日、午後7時からMBSラジオで特別番組として放送される。