俳優の松坂桃李(30)が6日、都内で行われた映画「居眠り磐音」(本木克英監督、17日公開)の完成披露試写会に登壇した。

同映画は、佐伯泰英氏による時代小説シリーズを原作とした時代劇。松坂演じる昼はうなぎ屋で下働き、夜は用心棒として働く浪人・坂崎磐音が悪に立ち向かうさまが描かれる。同作には、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたピエール瀧被告(52)が出演予定だったが、逮捕を受けて代役に奥田瑛二(69)が起用され再撮影、再編集されて完成にこぎつけた。

松坂は「みなさんの応援と支えのおかげで完成披露のところまできました。ありがとうございます」と、感謝の気持ちを述べた。時代劇初主演となったが、「磐音は壮絶な過去と運命を背負わなければいけなくなるのですが、その運命と向き合いながら、日々、撮影に臨んでいました」と振り返った。

また、令和の抱負を質問されると、「豊かに」と掛け軸に書いて披露。理由として、「令和の時代仕事も生活も自分を含めて豊かになるようにやっていきたいなと思います」と語った。

この日は他に、木村文乃(31)芳根京子(22)杉野遥亮(23)南沙良(16)石丸謙二郎(65)西村まさ彦(58)中村梅雀(63)柄本明(70)も出席した。