俳優里見浩太朗(82)と京本政樹(60)が24日、都内の東京国際フォーラムで、舞台は初共演となる「赤と黒 サムライ・魂」(25日初日)の会見を共演の越岡裕貴(32)福士申樹(26)らと行った。庶民のために戦う侍の生き様をドラマチックに描く。

里見は「人間の心を見てもらう舞台。人間はこう生きるべきという気持ちを見ていただきたい。そういう時代劇です」とPRした。また、トランプ米大統領が25日に来日することで「ゴルフよりこっちの方が面白い。外国人の方には、日本食とか日本ブームになっていることもある。時代劇? チャンバラ? とのぞいて見てほしい」と語った。京本も「海外の人にも知ってほしい」とした。

一方、越岡、福士も、大先輩の2人に立ち回りなどを教わっているとし「貴重な体験。勉強になる」と語った。

会見の最後には里見が「現在82歳の立ち回りをぜひ見てほしい。時代劇の良さを知ってほしい」と再びPR。会見の場を後にする際には、越岡、福士に、後ろから声を掛けられた時の時代劇風の振り返り方の手本を見せるなど指導していた。他に共演の小川菜摘、堤下敦も会見に参加した。