女優吉岡里帆(26)が27日、音声ガイドを務める「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」の記者発表会見に参加した。

60年に米国で生まれ、88年に死去するまで3000点を超す作品を残した黒人アーティスト「ジャン・ミシェル・バスキア」の日本初の大規模展。生前、3回も来日をするなど親日の顔も持ち、「ひらがな」を書いた作品もある。

ZOZO前澤友作社長が17年に1億1050万ドル(約123億円)という当時、史上最高額で落札した作品など、130点の絵画やオブジェなどが展示される。

小2のころからアート作品に触れる機会が多かったという吉岡は「バスキアはすごくエネルギッシュで色のコントラストにも驚かされる。『自分は自由だ』という姿勢が格好いい。早く本物に近づいてみたい」と、作品を直接見ることを楽しみにしていた。

音声ガイドを務めることには「展覧会を自由に楽しんでもらえるようにガイドをしたい」と意気込んで、「この機会を逃さないで展覧会に来てほしい」とアピールした。

9月21日から東京・森アーツセンターギャラリーで開催。