レオナルド・ディカプリオがついに、1997年の大ヒット作「タイタニック」の有名な最後のシーンの矛盾点について、初めて沈黙を破った。

ケイト・ウィンスレット演じるローズが北大西洋の凍った海に浮かんだ1枚のドアに横たわり、レオ演じるジャックがドアの端につかまっている、このシーン。

体のほとんどが水に浸かっていたジャックは低体温で死んでしまうのだが、ファンの間では公開当時から、「ジャックもドアに乗り、2人で一緒に横になれるスペースがあったのでは?」と指摘されてきた。

レオは15日、MTVニュースのインタビューに、新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(8月30日日本公開予定)の共演者ら、ブラッド・ピットとマーゴット・ロビーとともに出演。

司会者がこの話題に触れると、ロビーが、「近代映画史上、最大の矛盾点よね」とコメント。レオは、「その通りだね」と相づちを打った。

そこで、「あとで映画をよく見てみなきゃ」と言っていたピットが、「ドアに乗れたんじゃない?どうなの?」と突っ込むと、レオは笑いながら、「ノーコメントだよ」と答えた。ロビーがさらに、「ドアを小さくするべきだったわね」と指摘すると、レオが再び、「ノーコメントだってば」と答え、みんなで爆笑していた。(ニューヨーク=鹿目直子)