反町隆史(45)主演のテレビ東京系ドラマ「リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~」(月曜午後10時)が、22日に初回(午後9時2時間SP)が放送され、視聴率が5・4%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。

自殺や一家離散も珍しくない「倒産」の危機に直面した企業と人を救うため、奮闘する再建弁護士の姿を描くヒューマンドラマ。現役弁護士、村松謙一氏による「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」が原作で、反町は村松氏をモデルにした再建弁護士・村越誠一を演じる。

共演は小池栄子、堀井新太、和久井映見、橋爪功。第1話のゲストは石黒賢、高橋ひとみ、高嶋政宏。

あらすじは、ある日、村越の弁護士事務所に倒産の危機に立たされた水産会社社長・山谷護(石黒)から助けを求めるファクスが届く。山谷は会社が致命的な状態にある事実を1人で抱え、死を覚悟していた。そんな山谷に対し村越は、地域経済を回す市場を存続させるため、銀行に依頼し債権を大幅カットする「私的再建」を提案。禁じ手とも言える手段で、銀行から猛反発を受けることになるのだった。

反町演じる村越弁護士は、命に関わる案件と判断すると報酬度外視で依頼を受けてしまう情熱家。あまりの自己犠牲の精神に「ホントにモデルがいるの?」と思ってしまうほど。こんなにも諦めない人がいる世の中は捨てたものじゃないのかも、と希望を抱かせるキャラクターを演じている。