俳優正木郁(かおる=24)が主演し、アイドルグループ、フェアリーズの伊藤萌々香(21)がヒロインを務める舞台「『ABSO-METAL』~価値×時間=幸せのメダル~」の制作発表が13日、都内で行われた。

アブソメタルという素材だけが価値を持つ世界を舞台にした、学園ミステリーファンタジー。アニメと連動した5次元アイドルプロジェクト「ドリフェス!」出身の正木は「Youtuberとして活動しているビーナス(・アンジェリック)さんとか、インスタグラマーとして活動されているLILYさんとか、いろんな方々の力を借りて、アブソメタルという世界観を作っている」と、バラエティーに富んだキャストをアピールした。

キャストと共に制服姿を披露した伊藤は「歌のシーンはあります。普段は歌って踊っているグループで活動しているので、そこの面でも本領発揮していけたらなと思っています」と意欲を見せた。

劇団「銀岩塩」が主催し、FUSIONICAL STAGE(融合的ステージ)と題された、特殊な写幕に映した映像や音楽などを融合した挑戦的スタンスの舞台。正木は「殺陣稽古は毎日、脱水症状になるくらい汗をかいていた」と苦笑いしつつ「すごくカッコイイ殺陣。映像もこれが舞台なのか、と思ってしまうくらいすてき」と笑顔で話した。

公演は9月4日から8日まで、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロで。5日の公演には、後日発表のサプライズゲストが登場予定という。