明石家さんま(64)が司会を務めるフジテレビ系のトークバラエティー番組「さんまのまんま 俺もそろそろ結婚したいなSP」(13日午後8時放送)に元プロレスラーのアントニオ猪木氏(76)が政界引退後、初めてテレビ番組に出演する。

今年6月、参院選に出馬しないと明言し、事実上の政界引退を表明。「もう、よぼよぼだ」と年齢や健康状態などを理由に挙げた猪木氏。登場すると、さんまに「“例のやつ”やらせてもらってもいいですか?」とニヤリ。有名な掛け声がスタジオに響き、猪木がさんまに「気合」を注入した。

議員時代の話や、近況について率直な思いを語った猪木氏は、さんまのトークを盛り上げる技に「オレ、いつからこんなキャラクターになったのかな…」と本音も漏らした。

収録後、猪木氏は「自分は、政治家よりこっちのキャラクターのが向いてるのかな…」とニッコリ。17年ぶりの「さんまのまんま」の出演に「さんまさんには、ホントに感心するね。世の中を元気にする方法は、たくさんあるけど、これだけテレビに出て、疲れた顔もできないでしょ。オレもがんばって100歳までは生きたいね」と感想を口にした。また「周りをリラックスさせて、盛り上げて、次々と会話をつなげていく。これは、大変な作業だなと思うし、大変な才能だなと。さんまさんは“選ばれた人”って感じがするね」と絶賛した。

ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(26)が「さんまのまんま」に初出演。22歳で結婚した井上にさんまがアドバイスする場面もあった。広瀬すず(21)には「広瀬、結婚しよか」と、お決まりのアピール。他にも星野源(38)、南海キャンディーズ、石田ゆり子(49)、三谷幸喜監督(58)ら豪華ゲストが大集合する。