プロテニス選手の大坂なおみが、13日放送の米人気トーク番組「エレンの部屋」にゲスト出演。人気司会者のエレン・デジェネレスと楽しいトークを繰り広げた。

昨年、U.S.オープン優勝後に初めて同番組に出演した際、司会のエレンに憧れの俳優は誰か?と聞かれ、映画「ブラックパンサー」(2018年)などで知られるマイケル・B・ジョーダンだと答えると、エレンがその場でジョーダンにメールを送ってしまった。

大坂は相変わらずシャイな様子でエレンに、「前回、出演した時は、あなたに意地悪されたわ」と水を向けると、エレンは、「あなたのファンタジーをかなえようとしたまでよ。彼はあなたの大ファンだったのよ」と説明した。

番組終了後、ジョーダンから大坂に優勝を祝うビデオメッセージがツイッターで届けられ、当時、公開された主演作「クリード 2」のプレミアにも招待。

エレンがその件に触れ、「あなたは返事をせず、会いにも行かなかった。信じられない。せっかくお膳立てしてあげたのに。どうして?」と聞いた後、恥ずかしそうな大坂を横目に、「そんなじゃ男をゲットできない。差し出されたら、迷わず取らなきゃ」と言うと、大坂は、「オーケー」と苦笑い。

エレンが、「彼が今、ここにいたらどうする?」と聞くと、客席から歓声があがったが、大坂は、「みんな、理由もなく興奮してるけど、私は冷静でいるわ。私は静かな人間だから」と笑いながら話した。

実際、ジョーダンはその場に来ていなかったが、エレンはスタジオの外の壁に、大坂とジョーダンの巨大なツーショットにハートが描かれたポスターを掲げ、その写真がスタジオのスクリーンに映し出された。大坂は、「本当にやったのね」と笑いながら、エレンに拍手を送っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)