アンジェリーナ・ジョリー(44)が、ブラッド・ピット(55)との関係が終わった時の心境について初めて赤裸々に語った。2004年にパートナーとなった2人は、2014年に結婚。しかし、2年後の2016年、ジョリーが突然、離婚申請し世間を驚かせた。

6人の子供たちの親権を巡り、泥沼の争いがメディアで大々的に報じられる中、常にクールな姿勢を貫いてきたかに見えるジョリーだが、フランスの雑誌「Madame Figaro」のインタビューで初めて、心情を吐露。

「複雑な時期でした。自分が分からなくなった。ブラッドとの関係が終わり、自分を少し、見失いました」と語った上で、「別居中は、自分が小さく、取るに足らない存在になったように感じ、深い悲しみに襲われました。私は傷ついていた」と明かした。

しかし、これらの苦しみを味わったことで、生きていること自体がどんなに幸運であるかを思い出させられたというジョリーは、「これから、どんな運命が待っているか分からない。でも、現在は移り変わりの時期で、自身に還る時です」と語っている。

ジョリー主演によるディズニー映画の最新作「マレフィセント 2」は今月18日、全米および日本でも公開となる。(ニューヨーク=鹿目直子)