賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)の17日放送の第6話の平均視聴率が、6・4%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で第2話は6・5%、第3話は6・4%、第4話が6・5%、第5話は7・1%だった。

賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第6話では第2部が幕を開ける。貴志殺害の疑いで警察は清春を全国指名手配にかける。清春は逃亡生活の中で薫の告白を思い出す。

10億円事件強奪事件の犯人と薫の殺害事件の共通点が薫自身であったことはわかったが、なぜ薫が殺されたのか、誰が殺したのかと謎が残った。

そうした中で克喜が服用している薬が未許可の劇薬であることも判明する。清春の記憶も少しずつ鮮明になり始め、ニッポンノワールの組織の輪郭が見え始める。

ニッポンノワールの拠点を探す清春は半グレ集団ベルムズと警察が裏で繋がっていることを知る。またベルムズのメンバーが警察病院で相次いで失踪していることを知り、才門と潜入を試みる。2人はガスマスクの男とたいじするが清春は再び気絶させられ、才門はガスマスクの男を追い払うも殺される。

目が覚めた清春は克喜が人体実験を受けていたことを思い出す。実験室に潜入することに成功したが、人体実験を受けたと思われるベルムズの失踪しているメンバーに囲まれる。そのタイミングで南武や碓氷班のメンバーが清春を救いに来るところで第6話は終わった。