俳優ディーン・フジオカ(39)が主演のフジテレビ系連続ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)の現場に「ディーンタピオカ」を差し入れした。

ディーンが自ら監修して、生タピオカ専門台湾スイーツカフェ「台湾甜商店」とコラボレーションして開発、先月25日から期間限定で発売されている。フジオカがフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」に出演した際に発言した「ディーンタピオカ」がネットで話題を呼んで、発売に至った。11日にリリースされるDEANFUJIOKA名義で発売されるEP「Shelly」の収録楽曲をイメージした「鴛鴦■茶(オシドリミルクティー)」と「蝶豆花茶(バタフライピー)」の2種類がある。

発売と同時に話題となったドリンクの差し入れに、撮影現場のキャスト、スタッフは大喜び。フジオカ自ら「どうぞ、こちらへ! タピオカやっています」とふるまった。「おいしい!」との声に笑顔を見せた。

アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。ディーンは犯罪捜査専門のコンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)役。バディを組む精神科医・若宮潤一を岩田剛典(30)、警視長捜査一課の警部・江藤礼二を佐々木蔵之介(51)が演じる。

今日放送の第9話では、謎の宿敵・守谷壬三につながっていた安蘭世津子(長谷川京子)に目の前で毒入りチョコを食べて死なれた獅子雄(フジオカ)の衝撃は小さくなかった。そんな獅子雄を、若宮(岩田)、江藤(佐々木)、その部下の木暮クミコ(山田真歩)の誕生日を出しに外へ連れ出そうと計画する。

若宮、江藤、クミコが集まったのは、20年以上続き、予約が取れないことで有名なイタリアンレストラン「リストランテ エレナ」。獅子雄がなかなか来ないことにいら立つ若宮をよそに、ソムリエの加藤茂(田邊和也)に案内されて獅子雄がさっそうと登場、いつものように嫌みを告げながらオーダーへ。身銭を切る江藤は一番安いコースを促すが、獅子雄はアラカルトを頼みだす。ところが店の看板料理が用意できないと加藤に言われてしまう。

その時、加藤が個室の客、高津みずえ(遊井亮子)に呼ばれる。個室には料理評論家、大石万作(升毅)とカメラマンもいた。取材で来ているのに、看板料理がないことに不満をもらすみずえは、オーナーシェフの古賀智志(大友康平)が不在なのかと問うが、加藤は店の体制はいつもと同じだと答えた。大石も料理に文句をつけだすと、その声に、客の不破凛子(島かおり)、達彦(綾田俊樹)は不快な表情。別の客、中原聖子(峯村リエ)も、大石に声を落として欲しいと注意した。

ギスギスした店内で、若宮は盛り上がって来たと獅子雄をうかがう。予約も取りにくい有名店の味が変わり、名物料理が出せないのはなぜか。その謎を推理してみようと言う若宮。すると、獅子雄は、今日、店がオープンする前に異常事態が起こったと指摘する。

※■は、女ヘンに乃