関西ジャニーズJr.が13日、京セラドーム大阪で初となる単独ドーム公演を開催した。

ジャニーズJr.が同所で3日間公演を行うのも初めて。約70人の関西Jr.が登場し、3日間で13万5000人を動員した。

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関西Jr.として異例となる3日間のドーム公演を駆け抜けた。西畑大吾(23)は「でかすぎて毎回新鮮です。この景色を目に焼き付けて、戻ってこられるように精進したいと思わせてくれた」と感慨深げに話した。昨年8月に関東、関西の全Jr.が集い単独東京ドーム公演を行った。経験値を上げ、今回満を持して関西Jr.単独でのドーム公演となり、西畑は「先頭に立って見る景色はまた違う。ペンライトの海は気持ちいい」と笑顔。正門良規(23)は「関西Jr.として自信になる。これを踏まえてグループ、個人としてどう見られるか」と気を引き締めた。

公演に当たっては、先輩たちのサポートを受けた。関ジャニ∞大倉忠義(34)安田章大(35)ジャニーズWEST神山智洋(26)は、関西Jr.をイメージした楽曲を提供。中盤では嵐のヒット曲「MONSTER」を歌い、嵐が実際のコンサートで使用する映像をバックに流した。サビの振り付けは完全コピーで、先輩へのリスペクトを示した。公演のプロデュースを担当する大倉は「お客さんを笑顔にしているのを見て僕も感動をもらえるし、感動を与えている」と後輩たちの躍進に目を細めた。

22日にはSnow ManとSixTONESがデビューする。仲間の活躍に刺激を受けつつ、西畑は「次は僕たちの番」と奮起。デビューについては「それは誰しもが思っていること」と野心を燃やした。

ライブでは39曲を披露。3日間で13万5000人を動員した。