歌手でタレントのmisono(35)が10日、自身のYouTube「misonoチャンネル」に元タレント島田紳助さん(63)の動画をアップした。先月11日に大阪で撮影して、同13日にアップしたものの後編となる。紳助さんは11年8月に暴力団との「黒い交際」を理由に引退している。

紳助さんは、misono、山田親太朗(33)とスリーショットで登場。

misonoからフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン2」で、紳助さんが作ったヘキサゴンファミリーの曲のベスト3を選ぶように提案された。

島田さんが「1番は売れへんかったけど(山田もメンバーだった)サーターアンダギーのアルバムに入れた『君が辻』。2位はRYOEIの『ひらり』。3番目は分からへんけど」と言うと、misonoが「エッ! 里田まいwith合田兄妹は?」と自身と里田、藤本敏史で組んだユニットの名前を挙げた。紳助さんは「あれは出任せ。陣内(智則)の離婚相談を受けている時に作った」と明かした。

そして「ゼロの歌はないよね。自分の人生に関わった90%、100%。恋の歌で、ほぼそのままの歌もあるよね」。それから「芸能人の皆さん、負けるなよ、世の中に。恋をしろ! 芸能人になろうと思うヤツは夏の虫と一緒。明るいところに飛んできたアホな虫。お金持ちになりたい、モテたい。この2つしかないから。これからも世の中に負けんと頑張れ。せっかく生まれてきたんですから。悲しいことがあったら、楽しいこともある。それには努力です」とエールを送った。

そして、misonoに「頑張れ」と激励。「芸能人はテレビに出なくなると『終わった』と言われる。そう言われたくない。侍になりたい。自分で腹を切りたい。だから引退した」と話した。そして「ネットで悪口を書く時は名前を書いてください。便所の落書きみたいなのはやめましょう」と呼び掛けた。

紳助さんは「若い時に決めた。人を全員、愛することは無理や。自分のことを愛してくれる人は愛そう。過去恋愛した不倫の数々も、顧客満足度96%。みんな元気か? 君に何かあったら飛んでいくよ。そして4%の方に心よりおわび申し上げます」とボケて締めくくった。

misonoは先月11日に大阪で仕事があり、友人の山田がいるバーに夫のNosukeとともに合流した。その際に、紳助さんも居合わせて動画の撮影が実現した。

紳助さんから「YouTube撮ろうぜ」と提案があり、40分ほどの動画を撮影したという。紳助さんからは「ノーカットでアップしてよいから」「俺が怒られるし俺が全責任とるから」と言われたという。

misonoは歌手として活動する一方で、07年からは紳助さんが司会を務めていた、フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン2」で、おバカタレントとしてブレーク。“ヘキサゴンファミリー”の一員だった。

紳助さんは11年8月の引退後は、週刊誌の取材に応じることなどはあったが、先月13日にアップされた動画が引退後に初めて公開された動く姿だった。