タレントの紗栄子(33)が、男尊女卑や浮気を肯定する一部の日本人男性の考え方に「今の時代にはもうまかり通らない」との考えを示した。

息子たちと一緒にスペインでの休暇を楽しんでいる紗栄子は23日、インスタグラムを更新。世話になっている現地の初老男性とのツーショットをアップし、「子供達が起きてくるまでの間、毎朝いろんな話をしてくれるのですが、この日話してくれたことは、こちらでは男の人が働いていたとしても積極的に家事をするし、浮気なんてもってのほか、家族と家で充実した時間をどう過ごすかが1番大切なことなんだと。『働いている』や『忙しい』は家族への貢献を疎かにする理由には全くならない」という、現地の一般的な男性の考え方についてつづった。

続けて紗栄子は「みんながみんなそうではないにしても、日本で仕事関係の男性と話したりすると、『浮気は男の甲斐性』だとか、『本能だから仕方ない』だとかこっちが黙っていることをいい事にいまだに堂々と肯定してくる人もいたりしてびっくりすることもありますが」と、日本人男性の中には浮気を肯定する人がいることに嫌悪感をにじませ、「こうやって真正面からしっかり言い切って実践している人生の先輩に会うと、概念は人それぞれだけど私はペーターに賛同だなぁと」と現地男性の考え方に共感した。

また、一部日本人男性の間に根強く残る男尊女卑の問題について、「笑って見守るのが『いい女のあるべき姿』とか『できた嫁』だとか、経済的な自立に対する自信のない女性や、ずっとパートナーに愛され続けたいと願う女性の弱みにつけ込んだ男性都合の話は、SNSでみんなが自分の意思や声を発信できるようになった今の時代にはもうまかり通らないんじゃないかなと」とつづった。