俳優座「マクベスの悲劇」の公開稽古が13日、東京・六本木の俳優座稽古場で行われた。公演中止が相次ぐ中、宮崎健社長は「万全の態勢で公演を行う」と、入り口にサーモグラフィーを設置し、客席も100席から70席に減らして15日の初日に臨む予定だった。

しかし、稽古直後、文化庁の「公演自粛」要請書が港区区役所を通して劇団に届き、初日がずれ込む可能性が浮上。

検討の結果、初日が20日に延期され、当初31日までの公演日程が4月3日までとなることが決まった。