尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が、新型コロナウイルスによる学校の休校が続く現在も、生徒を受けて入れている学習塾などがあるとし、「学びの場所なのに情け無い」と批判した。

尾木氏は13日、ブログを更新。「この後に及んでもまだ塾の多くが教室を開いています!心配する声が多いようです」(原文のまま)と書き出し、「どうして学習塾は自粛しないのかな? 床の面積が広くないからーーなどという東京都の規制わく以外だからでしょうか?」と疑問を呈した。

「なんか 学びの場所なのに情け無いなぁと思うのは尾木ママだけでしょうか?オンラインで工夫するのならまだ理解できますが」と批判。「知識の伝達、定着トレーニングなら 時代遅れの分かっていなくても『出来る』だけの力なら 授業の価値そのものが問われているのです」と指摘し、「一度休校にして、時間を作り この四月からの新しい学習指導要領をじっくり学習していただきたいです 学力観も教え方も大転換しているのですから 自分とひとの命を守る力を醸成してほしいものですーー尾木ママの切なる願いです!」と訴えた。