韓国出身の歌手ジェジュン(34)が、東京・国立国際医療研究センター病院に寄付を行ったことが13日、分かった。

新型コロナウイルス感染拡大の中、最前線で闘う医療従事者に向け、「力になりたい、少しでも社会に貢献していきたい、という思いがあり、今回寄付をさせていただきました」とコメントした。

今月11日に寄付。同3日にはNHKBSプレミアム「玉置浩二ショー『音楽のチカラ』」に出演するなど、可能な範囲で音楽活動を続けてファンを喜ばせている。同センターの國土典宏理事長は「当センターの職員、とりわけ若い職員たちにとって大きな励みになります」と感謝した。

ジェジュンは今年、韓国内で全国災害救護協会に3000万ウォン(約300万円)、マスク寄付の募金活動に1000万ウォン(約100万円)、韓国消防福祉財団に1000万ウォンを寄付しており、日韓で感染予防の支援を行っている。「この事態が収束するまでどれくらいの時間がかかるのか分かりませんが、乗り越えられるよう、みんなで力を合わせましょう!」と呼びかけた。