英王室を離脱して米ロサンゼルスに移住したヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が暮らすビバリーヒルズの豪邸が、近隣のハイキングコースから丸見えであると報じられた後、パパラッチ対策として目隠しフェンスを設置したことが明らかになった。

夫妻は俳優でプロデューサーでもあるタイラー・ペリーが所有する1800万ドルの豪邸に住んでいることが明らかになったばかりだが、最近になって豪邸周辺には中の様子がうかがえないよう黒い幕のようなスクリーンが設置され、庭をのぞくことができなくなった。

新型コロナウイルスの影響でロックダウンされていたロサンゼルスだが、先週末から自宅待機命令が段階的に緩和されてハイキングコースが開放されたことを受け、さっそくセキュリティー強化を図ったようだ。周囲には多くのセレブが住んでいるが、フェンスを設置したことで逆に多くの人にそこが夫妻の家であることがバレてしまったと英デイリー・メール紙は伝えている。夫妻の家が見渡せるハイキングコースは地元の人たちに人気で、犬の散歩やエクササイズで多くの人が利用している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)