フランス・パリ在住のミュージシャンで作家の辻仁成(60)が、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除された現地の様子をつづった。

辻は17日、ツイッターを更新。多くの人でにぎわう公園の写真をアップし、「ロックダウン解除後初のパリ週末、市内を散歩したのですが、この写真見てください!まるで、リゾートのような光景が広がり、数千人の若者たちがいきなり三密マスク無しで日光浴&ピクニック。セーヌ川河畔はまるで夏のニース!ロックダウンはなんだったの?」とつづった。

ブログでは「ワインを持ち込んで、酒盛りをするグループがいた。上半身裸で日光浴をしている連中もいる。3蜜どころの騒ぎではない、みんなべったりと膝を突き合わせて騒いでいる。中には抱き合っているカップルもいる。何をしたのか分からないけれど、警察官に職質を受ける集団もいた」などと記した。

「若者たちは笑顔だ。去年の今頃と何も変わらない光景が広がっている。みんな自由を謳歌している。まるで野外ロックフェスティバルの敷地内であった」「セーヌ川河畔にはもっと多くの人たちが溢れていた。セーヌ河畔沿いの道は歩行者天国になっており、ジョギングをする人、自転車の人、ローラースケートの人たちで賑わっていた。クレープ屋とか飲み物スタンドまで出ていた。まるでテーマパークに来たような拍子抜けする世界が広がっていた」と、複数の写真とともに詳細につづった。