新型コロナウイルスに感染した元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)が25日、TOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜、午前9時)にリモートで生出演し、5週間ぶりにパーソナリティーとして復帰した。

住吉は「初期症状がどうか、知りたいと、ものすごいきていると、スタッフが…」と、リスナーから初期症状を尋ねる質問が多数、届いていると語った。その上で、自らの体験を語った。

「感染直後は、全く分からない。普通でしたわよ。一番最初は、軽いせき払いみたいな、せきが急に出てきた。たくさんじゃない、20~30分に1回。のどあめをなめても治らないぞ…アレルギーか? と思ったら高熱。私の場合は空せきでした。個人の弱い、強い、どう感染したかにもよる」と述べた。

住吉は、4月16日の「Blue Ocean」の放送後に体調の異変を感じ、37度5分の熱があったという。その後も同レベルの熱が続き、同18日には39度を超えたため電話での問診後、同19日早朝に都内の医療機関で受診。CT検査で肺炎と診断され、そのまま緊急入院してPCR検査を受けた。同20日以降は連日40度まで上昇。その後、PCR検査を受けて22日に陽性が確認され、所属事務所が同日夜に新型コロナウイルスへの感染を報告した。

住吉は「微熱でも、気のせいと思わず対処、行動することが大事。アレルギーか、疲労…と思っても、もしかしてという気持ちで対処することで、その後の病気の拡大をしないこと、感染を拡大しないことにつながる」と、体調の変化を少しでも感じたら、自らの感染を疑うくらい、細心の注意を払う必要性を訴えた。