NEWS手越祐也(32)が、全ての芸能活動を無期限で自粛することが26日、ジャニーズ事務所のサイト「ジャニーズネット」で発表された。「週刊文春」などで、外出自粛期間に都内で飲み会を開いていたことなどを報じられていた。04年5月のメジャーデビュー以来、活動自粛は初めて。

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「ジャニーズネット」では、手越の行動についてジャニーズ事務所の見解や報告が記された。

「日本全国の皆様が感染拡大の防止を最優先事項としてあらゆる代償を払いながら外出や活動を自粛されている中での出来事であり、世の中の状況や自身の置かれている立場に対する自覚と責任に著しく欠けておりましたことを重く受け止めております」

その上で「弊社からの度重なる説明や要請にもかかわらず、緊急事態宣言期間中に新たな酒席への参加が確認されたこと等を踏まえまして、すべての芸能活動の自粛もやむを得ないものと判断するに至りました」と発表。「到底許容できるものではございません」と厳しく断じた。

手越は今月13日発売の「週刊文春」で、4月下旬に女性たちを呼び出し、飲み会を開いていたことなどを報じられた。同15日、ジャニーズの期間限定チャリティーユニットTwenty★Twenty(通称:トニトニ)のメンバーから外れることが発表された。だが、さらに同23日に「文春オンライン」で、同日未明に東京・六本木で複数の男性や女性との酒席に参加したことが報じられていた。

テレビ局関係者によると、手越は新型コロナウイルス感染拡大が進む今年3月下旬にも別の酒席に参加しており、事務所から注意を受けていたという。それでも4月、5月と3カ月連続で酒席に参加した形だ。ジャニーズ事務所はサイトで「他の所属タレント以上に、行動には十分気を付けるよう、これまでに繰り返し伝えてまいりました。しかし、今日に至るまで本人に理解させることができず、責任を感じております」と謝罪している。

親しい関係者によると、今後の本人の反省具合や行動によっては、事務所退所に至る可能性もあるという。「本人が心から反省しているかどうかは分からない」と話すテレビ局関係者もいる。これまで女性スキャンダルや酒席のエピソードなどでたびたび週刊誌の誌面などをにぎわしてきた手越だけに、根本的な素行改善が求められている。

○…手越は07年から日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」にレギュラー出演しているが、同局によると、今月31日の放送には出演しないという。「今後の出演については総合的に判断をしてまいります」と回答した。また、MBSラジオ(大阪市)の番組「テゴマスのらじお」について、同局は手越の相棒・増田貴久(33)とアシスタントの宮島咲良(36)の2人で番組を継続すると説明。手越は「休演」という形をとるという。