11日に亡くなった作曲家の服部克久(はっとり・かつひさ)さんの死因が、末期腎不全だったことを12日、所属事務所が発表した。83歳だった。

所属事務所はこの日「作・編曲家服部克久が2020年6月11日午前8時42分、末期腎不全のため満83歳で永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と発表した。

事務所によると、服部さんは昨年秋から腎不全の治療を続けていたという。

通夜や葬儀は近親者のみの密葬で執り行うといい、「お別れの会」などの実施については、新型コロナウイルス感染症に関連する状況を見極めながら、今後検討していくという。

服部さんは、ヒット曲の作曲や編曲を数多く手掛けたほか、テレビ番組を音楽で彩るなど、各方面で活躍し、日本の音楽シーンの発展に尽力した。