サッカー解説者の武田修宏氏(53)が30日、都内で行われた、フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループと、ひげそりメーカーのシック社の「シック ハイドロボディ ライザップコラボキャンペーン」プレス発表会で、人生初の“公開剃毛(ていもう)”を行った。

今回、両社はコラボしたボディー専用かみそり「シックハイドロボディグルーマー」を発表した。武田氏は商品を実際に使用し、左足のすね毛を剃(そ)った武田氏は「この足で、昔、すごかったんだからね!!」と、サッカー日本代表だったことをアピールしつつ、かみそりを動かした。「(剃る感触が)消しゴムみたい! 人前で剃るのって、クセになる。キレイだ。結構、こういう機会って、ないよね。本当にスッキリした感じ」と喜んだ。モデルでユーチューバーの、ゆきぽよ(23)は、武田氏の剃毛を間近に見つめながら「毛の集まりが固まって、ピーッと行くのが気持ちいい。ソーシャルディスタンスでなかったら、ゆきが行ってツル男を感じたい」と目を丸くした。

武田氏は、2005年(平17)に、Jリーグの監督も務めることが出来る、日本サッカー協会公認S級ライセンスを取得しており、かねて監督業への進出を熱望している。27日にJ2が再開、J3が開幕し、J1が7月4日に再開することを受けて、この日も、かつてヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でチームメートだった、横浜FCのFWカズ(三浦知良)に会いに行きたいと語った。

囲み取材で「監督になってカズ選手と対戦したいですか?」と聞かれると、武田氏は「夢はサッカーの監督になること。ぜひピッチに立ってカズさんと対決し、盛り上げたい。元サッカーの代表で、日本代表の森保一監督からも、たまにメールをもらう。現場に復帰してやりたい」と意欲を見せた。

RIZAPがJ1湘南ベルマーレを子会社化し、支援することに感謝を繰り返すとともに、湘南の監督就任にも色気を見せた武田氏。「今年は降格がないが、不調なチームには自分から売り込みに行く?」と聞かれると「僕は基本的に、自分からよこせというタイプじゃない。来たこぼれ球…というタイプ。オファーが来たら、必ずピッチに立ちたい。何かあったら、ぜひ」と、現役時代のプレー同様、監督業ゲットも“ごっつぁんゴール”を狙っていく考えを示した。