女優上白石萌音(22)が22日、東京・松屋銀座で「誕生65周年記念 ミッフィー展」(23日~8月10日)のオープニングイベントに出席した。

鹿児島の実家には、絵本やぬいぐるみ、ミッフィーが描かれた衣装ケースもあったそう。上白石は「実家に帰ってきた安心感があります。童心に帰ったような気持ちです」と笑みを見せた。

オランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏が生み出したミッフィー。上白石は、下書きなどじっくり見たそうで「丁寧に生み出されたことが分かりました。どれも本当に温かい。絵に触れているというより、本当に小さいうさぎを抱っこしているみたいで、癒やされました」と感激していた。

展覧会のテーマは「with」。テーマにちなんで、今までもこれからも一緒にいたいものを聞かれ、上白石は「地元、鹿児島です。東京に来て7年くらいたちますけど、いまだに都会慣れできません。一生、鹿児島県人だと思って生きていく。故郷愛はずっと支えになるなあ、と思っています」と話した。

「ふるさとの言葉も支えてくれる」と話した上白石に、司会者が鹿児島弁でのPRをお願いすると、「ミッフィー展、待っちょーど!」。

新型コロナウイルスの感染拡大で、本来4月開催予定だったが、延期されての開催。

上白石は「日々いろんなことが起きていまして、不安に感じたり、ちょっと心が暗くなってしまう方もいるかもしれませんが、ピュアで愛情がたくさん注がれたものに出会った時、想像以上に心が軽くなると思います。十分に感染対策がされている会場ですが、十分にお考えの上、癒やされに来てください」と呼び掛けた。

ミッフィーの原画やスケッチなど250点以上が展示されている。日時指定制。