東海テレビは28日、山口智充(51)が出演し、2003年(平15)4月から放送を続けるバラエティー番組「ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~」(土曜午後6時半)の収録場所として使用していた、名古屋市内の木造2階建てアパートで前日27日に火災が起きた件を受けて、今後も放送を続けていくと発表した。

「ぐっさん家」は、山口が名古屋市内のアパートの1室を借りて生活し、東海3県での生活を楽しんでいるという設定で、各地を訪ね、街を歩く番組。同局は公式ツイッターで「『ぐっさん家』において、開始当初から収録場所としてお借りしていた名古屋市内の木造2階建てアパートの1階飲食店で27日未明に出火、『ぐっさん家』がある2階にも延焼しました。この火災で男性の方1名がお亡くなりになりました。心からお悔やみ申し上げます」と、収録を行ってきたアパートが火災に遭ったと報告した。

その上で、番組の今後について「視聴者の皆さまからご心配の声が数多く寄せられています。また、激励のお言葉もいただいております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。『ぐっさん家』は、これからも放送を続けてまいります。山口智充さんとともに、視聴者の皆さまに安心して楽しんでいただける番組を制作してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます」と放送の継続を明らかにした。

「ぐっさん家」は、東海テレビ以外に長野放送、富山テレビ、サンテレビ(兵庫)、さくらんぼテレビジョン(山形)で放送している。