宝塚歌劇星組公演「眩耀の谷~舞い降りた新星~」「RAY-星の光線-」(31日~9月20日)の公開稽古が30日、東京宝塚劇場で行われた。

新型コロナウイルスの影響で3月22日から公演を中止していた東京宝塚劇場の再開第1弾。新トップの礼真琴と舞空瞳のトップコンビのお披露目公演で、当初は3~5月に予定していた。感染防止のため、客席最前列を空け、販売する客席を2065席から1025席にするほか、立ち見席も49席から20席に減少。出演者も79人から58人(若手42人をAパターン、Bパターンに21人ずつ分散)に縮小するなど、密を避けた公演となる。

礼は「約4カ月遅れで星組東京宝塚劇場公演を開幕させていただけることになりました。これまで当たり前と思っていたことが当たり前ではなくなった日々の中、ご観劇いただけるお客様、そして公演に関わるすべての方々への感謝の思いを込めて、1回1回の公演を大切につとめてまいりたいと思います」とコメントしている。