RADWIMPS野田洋次郎(35)が、ロックバンドなどのライブに関する新型コロナウイルス感染症対策としての開催制限について、舞台や映画などその他のエンターテインメントのイベントと比べて収容人数などに差があることに疑問を呈した。

野田は7日、ツイッターで「疑問」と書き出し、「多くの舞台やミュージカル、お笑いライブ、映画館ではもう定員の8割~10割、ほぼ通常通りのお客さんを入れて公演を行っています。笑い声や拍手で溢れています。マナーを守りながら楽しんでいます。ミュージカル公演では演者が客席に向かって歌い、バンド演奏が入っているものも多くあります。僕らミュージシャンが行う音楽ライブも感染対策を行いお客さんにマスクをつけてもらい、歓声や歌声を控えてもらい同じルールでやっているにも関わらず、音楽ライブは基本的に観客席5割以下の制限がいまだガイドラインで設けられています。この違いはなんでしょう」とつづった。

続けて「集まる人数が多い分、スタッフの増強や感染対策が当然必要になりますが運営する側はそれに見合うだけの対策を徹底して行います。ライブハウスも舞台などの劇場同様の規模感で感染対策を徹底し、決められた基準に則っているにも関わらず観客制限が厳しいようにも思います」と訴え、「この曖昧なルールに少し違和感を覚えます。皆さんはどう思いますか?各国からの渡航者のウィルス検査をこの段階で緩和するのであれば国内の産業にも同じように現実的で実践的なルールを随時アップデートするべきだと感じます。『コロナウィルスと共に生きる』という命題を皆で一緒に考えていきたいです」とした。