漫才日本一を決める「M-1グランプリ2020」の準決勝が2日、都内で行われた。

準々決勝を勝ち抜いた25組とワイルドカードのラランドの26組が争い、ニューヨーク、見取り図、アキナ、錦鯉、マヂカルラブリー、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドの9組が決勝進出を決めた。

2年連続決勝進出のニューヨークは、初体験だった昨年の決勝では大きく離れた最下位の10位に終わった。

ツッコミの屋敷裕政(34)は「去年、(審査員の)松本(人志)さんに『ツッコミが好みじゃない』と言われたのを忘れた日はなかったので、今年はツッコミが面白いと言われたい」。ボケの嶋佐和也(34)は「去年、やっぱり不発だったんで、大爆発!」と叫んで「リベンジです」と言いきった。

準決勝敗退の学天即、からし蓮根、ランジャタイ、インディアンス、祇園、金属バット、ぺこぱ、キュウ、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、コウテイ、ニッポンの社長、タイムキーパー、ゆにばーす、滝音の16組は敗者復活に回って、決勝進出を目指す(ワイルドカードのラランドは準決勝敗退)。今年は史上最多の5081組がエントリー。20日に敗者復活、決勝が行われる。