TBSラジオとRKB毎日放送が共同制作したラジオの時間報道ドキュメンタリー番組「SCRATCH 差別と平成」がABU(アジア太平洋放送連合)主催のABU賞授賞式で、審査員特別賞を受賞したことが10日、分かった。同局が発表した。

ABUは76の国と地域から270の放送局が加盟しており、同授賞式はアジアの放送番組の祭典と呼ばれる。今年は本拠地のあるマレーシアからリモート形式で実施された。

同作は、相模原市の障がい者施設で起きた連続殺傷事件の被告と面会を重ねながら、現代の差別の根底を探るドキュメンタリー。音声配信アプリ「ラジオクラウド」にて聴くことができる。