大泉洋(47)が23日、都内で、主演映画「新解釈・三国志」のヒット御礼あいさつを行った。

中国の史実を題材にした異例のコメディー作品。

観客には、コロナ禍対策として声援の代役を務める「笑い袋」が配られた。大泉が「僕は公開2日目に娘とこの映画を見ました。隣のカップルの反応ばかりが気になって…ちょっとしか出てない岡田健史君がかっこよかったという話ばかりで、僕のことはひと言も出ないのがショックでした」とぼやくと、客席からは「笑い袋」の合唱。「皮肉な笑いの感じ。僕の話がすべっているのを強調されている」と苦笑いした。

「鬼滅の刃」のメガヒットによって、せっかくのヒットがかすんでいることもあり「さすがに呼吸の集中も続かないはずなのに。『鬼滅』がなかったら1位も夢でなかったのに」と再びぼやいた。

主題歌を歌った福山雅治(51)による激励のビデオメッセージが流されると「大スクリーンに映る福山さんを前にすると、ホントに僕が小っちゃく見えるな」と最後までぼやいた。