朝日放送グループの新春社長会見が19日、大阪市福島区の同局で行われ、朝日放送テレビの山本晋也社長らが出席した。

昨年のM-1グランプリの王者、マヂカルラブリーのネタが「漫才なのか」という論争について、山本社長は「漫才とはどういうものだという定義の問題も含めて、みなさんのいろいろな場面で議論があった。M-1が国民的行事になり、視聴者も巻き込み、議論が展開されているんだなと思った」と話した。

「笑い」について「いろんな議論があってもいい。いま一番、おもしろいものを決める大会でいいのかなと思う」と話した。

さらにタレントの上沼恵美子(63)らが長年務めてきたM-1グランプリの審査員を引退する意向を示していることについて、山本社長は「これほど審査員がプレッシャーを受ける大会はない。それだけ芸人さんも審査員も真剣にやっている。そのときのベスト審査員を現場が選んで、お願いする」とコメントした。