お笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(56)が、前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞と診断され、都内の病院に入院したことが20日、分かった。所属事務所が公式サイトで発表した。

同サイトによると、田中はこの日午前2時ごろ、頭痛を訴え救急車で搬送されたという。病状については「搬送された病院での処置により、幸い大事に至る事はなく、さらなる検査の結果、今のところ手術等の必要性もなく田中裕二本人も変わりありませんので、入院期間1週間程度の診療計画となりました」と報告。大事をとって1カ月ほど休養するという。同事務所の太田光代社長は日刊スポーツの取材に「早く気付いて救急車を呼び、処置もよかったので、深刻な事態にはならず、話も出来ますし、意識もあります」と現在の様子について語った。

爆笑問題はTBS系「サンデー・ジャポン」、テレビ朝日系「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」をはじめテレビやラジオなど多くのレギュラーを持ち、田中個人では日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW 極」などにレギュラー出演。同番組を制作する読売テレビは「次回収録は、代役に相方の太田(光)さんを立てる方向で、関係各所と調整中です」とした。田中は昨年8月に新型コロナウイルスに感染し、入院していた。