アイドルグループ「VOYZ BOY」のメンバー、村田琳(23)が、立憲民主党の蓮舫代表代行(53)の長男としてメディアに取り上げられることへの複雑な思いを吐露し、「今日で、母親のことを気にして生きるのをやめたいと思います」と語った。

村田は27日、YouTubeに動画をアップ。自己紹介するとともに、「僕は今まで母の知名度で様々なメディアの方に取り上げていただきました。ただ、そこでの発言、インタビューは母の知名度を傷つけないことだけを考え、自分の意思もなく、母のフィルターを通してメディアに出演してきました」と告白。その上で「僕はいつまで母の目を気にして過ごす人生なのかと考えながら生きてきました。少しでも自分自身、村田琳自身にスポットライトを当てようとアイドルを始め、今も活動していますが、いざ取材となればすべて母・蓮舫の質問。肩書だけを持っていても、世の中の認識は何も変わりませんでした」と、思いつめたような暗い表情で語った。

続けて「もう今日で、母親のことを気にして生きるのをやめたいと思います。思ったことを全部発言します」と宣言。「今まで出演してきた番組、雑誌のインタビュー等で取り上げてくださったメディアの皆さん、あの時の発言はほとんど僕の意思ではなかったです、ごめんなさい」と謝罪し、「僕はこれから、自分自身のアイデンティティを探していきます」とした。

また、英語でも思いを語り、最後は「これからは政治にも向き合おうと思います。仮に母と意見が食い違っても、自分の意見は曲げないつもりです」と思いの丈を述べた。