菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第4話が3日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・2%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%、第3話は8・1%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第4話で、碧の小説「私を忘れないでくれ」が、人気バンドのボーカル・ユウト(赤楚衛二)主演で映画化されることが決定。碧はファンであることを隠し、気合を入れて打ち合わせに臨んだが、小西(有田哲平)は原作の内容を勝手に変えようとするユウトの言いなりになっていた。

自分の作品が守られないことにストレスを抱えつつも、映画化を受け入れないと次の作品も書かせないという暗黙の条件を前にプライドが傷つく碧。誰よりも碧を気遣う漱石(川上洋平)は、作品を守るためにできることを考えた。

一方、空はデートに“つけ鼻毛”をしてきた渉(東啓介)にその理由を聞いていた。“忘れられない人”がいるのでわざとデートを失敗させようとしたという渉に、見くびられたように感じた空。自分でも意外なことに、勢いよく渉に別れを告げた。

おだやでは、ゴンちゃん(沢村一樹)の見合いが思わぬ形で破談になった。俊一郎(中村雅俊)は、ゴンちゃんが碧のことを思って内心ほっとしている、と話した。

翌日、碧のマンションに漱石が訪ねてきた。碧のために映画を成功させようと策を練る漱石だが、碧は触れてはいけない漱石の過去に踏み込んでしまった。

そんな中、空は光(岡田健史)の作った物語をイメージした絵を見せるため、光と共におだやへ向かった。2人は漫画制作を通して距離を縮めるが、そこに碧と渉が偶然居合わせ、事態は急展開を迎えた。