俳優の田中邦衛さんが老衰のため88歳で亡くなったことを受け、ドラマ「北の国から」の舞台となった富良野市が公式フェイスブックで追悼コメントを発表した。「田中さん演じる黒板五郎の、不器用ながらも家族への深い愛情を注ぐ姿は、多くのファンの心を掴み、全国に富良野の地名が知れ渡り、多くの方に足を運んでもらえるようになりました」と感謝した。

また、「富良野市民とともに北の大地に生きてこられた五郎さんに深甚なる感謝を申し上げるとともに、心より田中さんのご冥福を申し上げます」と、北猛俊市長名義でつづられた。

同市は田中さんの功績をたたえ、01年に「名誉住民」の称号を授与していた。